ビタミンE(VitaminE)
ビタミンEは、特徴としてはビタミンEはビタミンAやビタミンDのように他の栄養素の代謝や吸収を促進する働きを持ちません。代表的な抗酸化作用をもつビタミン(抗酸化ビタミン)の1つで、動物の生殖とかかわりが深い成分です。活性酸素の害を抑え、過酸化脂質の生成を抑制して動脈硬化性疾患を予防します。
過酸化物質の生成を抑え、血管等の細胞膜へのダメージを防ぎ、血液中に粘度のある物質が流れ出すのを防いで血行を改善し、ビタミンAやビタミンC、ベータカロチン、セレンなどが酸化するのを防ぎます。
必要量、所要量と許容上限摂取量
・所要量(男性、女性)
0~1歳まで : 3mgα-TE
1~2歳まで : 5mgα-TE
3~8歳まで : 6mgα-TE
9~11歳まで : 8mgα-TE
12歳~ : 10mgα-TE(男性)/8mgα-TE(女性)
妊婦 : 2mgα-TE(年齢に合わせ、余分に摂取)
授乳婦 : 3mgα-TE(年齢に合わせ、余分に摂取)
0~1歳まで : 3mgα-TE
1~2歳まで : 5mgα-TE
3~8歳まで : 6mgα-TE
9~11歳まで : 8mgα-TE
12歳~ : 10mgα-TE(男性)/8mgα-TE(女性)
妊婦 : 2mgα-TE(年齢に合わせ、余分に摂取)
授乳婦 : 3mgα-TE(年齢に合わせ、余分に摂取)
・許容上限摂取量(男性、女性)
0~1歳まで : 200mgα-TE
1~2歳まで : 300mgα-TE
3~8歳まで : 400mgα-TE
9~11歳まで : 500mgα-TE
12歳~ : 600mgα-TE
妊婦、授乳婦 : 600mgα-TE
0~1歳まで : 200mgα-TE
1~2歳まで : 300mgα-TE
3~8歳まで : 400mgα-TE
9~11歳まで : 500mgα-TE
12歳~ : 600mgα-TE
妊婦、授乳婦 : 600mgα-TE
※単位について
mgα-TE:α-トコフェロール当量
mgα-TE:α-トコフェロール当量
期待される作用、効果
・細胞膜の機能維持
・抗酸化作用
・脂質過酸化の予防と改善
・ある種の癌や神経疾患の予防及び改善
・末梢血管の血流改善
・抗酸化作用
・脂質過酸化の予防と改善
・ある種の癌や神経疾患の予防及び改善
・末梢血管の血流改善
参考情報
・ビタミンEとアテローム性硬化症との関係
マウスにアテロームを誘導する高脂肪食にビタミンEを添加した食事を約3ヵ月間続けた結果、ビタミンEを摂取されたマウスがアテローム性動脈硬化症の進行が減少することを示したと発表されました。
(参考文献:Vitamin E reduces progression of atherosclerosis in low-density lipoprotein receptor-deficient mice with established vascular lesions.)
マウスにアテロームを誘導する高脂肪食にビタミンEを添加した食事を約3ヵ月間続けた結果、ビタミンEを摂取されたマウスがアテローム性動脈硬化症の進行が減少することを示したと発表されました。
(参考文献:Vitamin E reduces progression of atherosclerosis in low-density lipoprotein receptor-deficient mice with established vascular lesions.)
・末期腎臓疾患における心血管障害発症にに対する抗酸化物質使用による二次予防
196名の40~75歳ので心血管障害既往歴のある血管透析の患者にビタミンE 800I.U.相当の偽薬を平均で519日摂取させた際に心血管障害から死亡する可能性のある疾患や心筋梗塞を減少させることが発表されました。
(参考文献:Secondary prevention with Antioxidants of Cardiovascular disease in End-stage renal disease (SPACE): Randomised placebo-controlled trial .)
196名の40~75歳ので心血管障害既往歴のある血管透析の患者にビタミンE 800I.U.相当の偽薬を平均で519日摂取させた際に心血管障害から死亡する可能性のある疾患や心筋梗塞を減少させることが発表されました。
(参考文献:Secondary prevention with Antioxidants of Cardiovascular disease in End-stage renal disease (SPACE): Randomised placebo-controlled trial .)
※アテローム性硬化症とは…
動脈内部に粥状の隆起が発生し、隆起が長い時間をかけて成長します。隆起は血流を悪くさせたり突然隆起が破裂し、血管内で血液が固まりすることによって血流を遮断してしまうことをいいます。それが臓器への酸素や栄養成分の輸送に障害を来すことがあり、心筋梗塞などの原因になる場合があります。
動脈内部に粥状の隆起が発生し、隆起が長い時間をかけて成長します。隆起は血流を悪くさせたり突然隆起が破裂し、血管内で血液が固まりすることによって血流を遮断してしまうことをいいます。それが臓器への酸素や栄養成分の輸送に障害を来すことがあり、心筋梗塞などの原因になる場合があります。
・栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
1.ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
1.ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
・栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2.1日の摂取目安量を守ってください。
1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2.1日の摂取目安量を守ってください。
注意事項
ビタミンEは通常の食材に由来している成分で、特に問題となる健康被害や副作用はないといわれていますが、脂溶性ビタミンの一種である為、脂肪の様に体内に蓄積されるので、摂取量に注意が必要です。また、医薬品との併用については一部ではありますが、医薬品との相互的な作用を示すデータがあるようですので、相談してから摂るのが良いと思います。
大量に摂取すると血が固まりにくくなるため、特に妊娠初期や妊娠中もしくは高齢者においては注意して摂取するようにしましょう。
欠乏してしまうと・・・
欠乏するとしみ、肩こり、神経障害などになりやすくなるといわれています。
摂取方法
食べもの:アーモンド、ヘーゼルナッツ、ニジマス、ウナギの蒲焼きなど
サプリメント:ビタミンEはマルチビタミンなどと一緒になっている場合が多い。
医薬品:ビタミンE製剤として発売されています。
※サプリメントの場合にはマルチビタミンでの含有が多く、併用する際には注意しましょう。
サプリメント:ビタミンEはマルチビタミンなどと一緒になっている場合が多い。
医薬品:ビタミンE製剤として発売されています。
※サプリメントの場合にはマルチビタミンでの含有が多く、併用する際には注意しましょう。
参考文献
・サプリメント辞典 著者:蒲原聖可(東京医科大学客員教授・医学博士)
・サプリメントエビデンスブック 著者:久保明(東海大学医学部教授 高輪クリニック院長))
・サプリメントエビデンスブック 著者:久保明(東海大学医学部教授 高輪クリニック院長))