ビタミンB9(VitaminB9)
ビタミンB9は水溶性ビタミンで、一般的には葉酸とよばれています。ビタミンB12とともに赤血球を産生することで造血に働き、貧血を予防し、タンパク質の合成にも働いています。また、核細胞の中の遺伝子情報を保存する核酸(DNAやRNAなど)の合成に不可欠で、体の細胞分裂を指示することで、発育を促すとともに抗体をつくり、免疫力を強化します。
ビタミンB9はビタミンB12、Cと協力する事が多く、バランスを考えながら摂取することが重要です。ビタミンCを大量摂取した際には葉酸の排泄量を増加させるため、葉酸の摂取量も同様に増やす必要があります。
必要量、所要量と許容上限摂取量
・所要量(男性、女性)
0~6か月 : 40μg
6か月~1歳まで : 50μg
1~2歳まで : 70μg
3~5歳まで : 80μg
6~8歳まで : 110μg
9~11歳まで : 140μg
12~14歳まで : 180μg
15歳~ : 200mg
妊婦 : 200μg(年齢に合わせ、余分に摂取)
授乳婦 : 80μg(年齢に合わせ、余分に摂取)
0~6か月 : 40μg
6か月~1歳まで : 50μg
1~2歳まで : 70μg
3~5歳まで : 80μg
6~8歳まで : 110μg
9~11歳まで : 140μg
12~14歳まで : 180μg
15歳~ : 200mg
妊婦 : 200μg(年齢に合わせ、余分に摂取)
授乳婦 : 80μg(年齢に合わせ、余分に摂取)
・許容上限摂取量(男性、女性)
1~2歳まで : 300μg
3~5歳まで : 400μg
6~8歳まで : 500μg
9~11歳まで : 600μg
12~14歳まで : 800μg
15~17歳まで : 900μg
18歳~ : 1000mg
妊婦 : 1000μg
授乳婦 : 1000μg
1~2歳まで : 300μg
3~5歳まで : 400μg
6~8歳まで : 500μg
9~11歳まで : 600μg
12~14歳まで : 800μg
15~17歳まで : 900μg
18歳~ : 1000mg
妊婦 : 1000μg
授乳婦 : 1000μg
期待される作用、効果
・貧血防止、貧血予防
・神経細胞の機能維持
・妊娠時の核酸形成合成により奇形児などの出産を予防
・ホモシステイン濃度の減少
・神経細胞の機能維持
・妊娠時の核酸形成合成により奇形児などの出産を予防
・ホモシステイン濃度の減少
参考情報
・葉酸サプリメント経口摂取と新生血管形成の欠陥を伴う高コレステロール血症
葉酸サプリメントが、高コレステロール血症が関連した虚血による血管新生の機能的障害に効果があるかどうかを試験した結果、虚血性誘発性血管新生は高コレステロールにより阻害され、NO(一酸化窒素による血管拡張効果)依存的な方法を経由した経口の葉酸補充により、少なくともある部分で効果があるとは発表されています。
(参考文献:Rescue of hypercholesterolemia-related impairment of angiogenesis by oralfolate supplementation.)
葉酸サプリメントが、高コレステロール血症が関連した虚血による血管新生の機能的障害に効果があるかどうかを試験した結果、虚血性誘発性血管新生は高コレステロールにより阻害され、NO(一酸化窒素による血管拡張効果)依存的な方法を経由した経口の葉酸補充により、少なくともある部分で効果があるとは発表されています。
(参考文献:Rescue of hypercholesterolemia-related impairment of angiogenesis by oralfolate supplementation.)
・高齢者の葉酸と血漿ホモシステイン濃度の減少
50~75歳のオランダ人男女316名に血漿ホモシステイン濃度を低下させる葉酸の最も低い値を健康な高齢者において決めることを目的として、葉酸4種類を12週間の間1種類を服用させたところ、葉酸服用量の増加に比例して血漿ホモシステイン濃度が低下すること、1日の葉酸適切摂取量392μg、1日の摂取量は400μgが最低限、これにより血漿ホモシステイン濃度が22%減であったと発表されています。
(参考文献:Folic acid and reduction of plasma homocysteine concentrations in older adults : A dose-response study.)
50~75歳のオランダ人男女316名に血漿ホモシステイン濃度を低下させる葉酸の最も低い値を健康な高齢者において決めることを目的として、葉酸4種類を12週間の間1種類を服用させたところ、葉酸服用量の増加に比例して血漿ホモシステイン濃度が低下すること、1日の葉酸適切摂取量392μg、1日の摂取量は400μgが最低限、これにより血漿ホモシステイン濃度が22%減であったと発表されています。
(参考文献:Folic acid and reduction of plasma homocysteine concentrations in older adults : A dose-response study.)
・栄養機能食品の場合、表示してもよい内容
1.葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
2.葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。
1.葉酸は、赤血球の形成を助ける栄養素です。
2.葉酸は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素です。
・栄養機能食品の場合、表示しなければならない内容
1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2.1日の摂取目安量を守ってください。
3.本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません。
1.本品は、多量摂取により疾病が治癒したり、より健康が増進するものではありません。
2.1日の摂取目安量を守ってください。
3.本品は、胎児の正常な発育に寄与する栄養素ですが、多量摂取により胎児の発育がよくなるものではありません。
注意事項
ビタミンB9は食材に由来する成分であり、水溶性ビタミンですので、多量摂取でも基本的には尿として排出されますので、特に問題となる健康被害や副作用はないといわれています。また、主にビタミンB群関連の医薬品との長期的な併用に関しては相談してから摂るのが良いと思います。
過剰摂取により亜鉛欠乏、アレルギー性皮膚炎、発熱、呼吸障害、じんましん、吐き気などを起こす場合があります。
欠乏してしまうと・・・
欠乏してしまうと貧血、口内炎、舌炎、疲労、食欲不振、神経過敏、鬱などが生じる原因になります。また、妊娠時に不足してしまうと胎児における脳形成不全出産の可能性が高くなるといわれ、乳幼児における発育不全にもつながっているといわれています。
摂取方法
食べもの:牛・豚・鶏のレバー、ホタテ貝、菜の花、枝豆、トウモロコシなど
サプリメント:ビタミンB9はサプリメントでも摂取することが可能です。
※サプリメントの場合にはビタミンB群での含有が多く、併用する際には注意しましょう。
サプリメント:ビタミンB9はサプリメントでも摂取することが可能です。
※サプリメントの場合にはビタミンB群での含有が多く、併用する際には注意しましょう。
参考文献
・サプリメント辞典 著者:蒲原聖可(東京医科大学客員教授・医学博士)
・サプリメントエビデンスブック 著者:久保明(東海大学医学部教授 高輪クリニック院長))
・サプリメントエビデンスブック 著者:久保明(東海大学医学部教授 高輪クリニック院長))