マリアアザミ
ヨーロッパにおいて二千年以上も前から民間薬として肝臓、胆のう、膵臓、消化管の病気や母乳不足などに使われていました。その名は「食用アザミ」に由来、食用として種子を炒ってコーヒーの代用に、若い新芽はサラダに利用されていました。
種子から抽出するシリマリンは細胞内で抗酸化物質として働き、生体内の主要な活性酸素除去物質であるグルタチオンを増加させる作用があります。さらにタンパク質合成を促進し、肝細胞を再生するといわれています。
さまざまな動物実験と臨床試験により、マリアアザミの肝機能改善に関する効果が多数報告され、その安全性も確認されています。製造されているマリアアザミの抽出物は種子から抽出・精製され、ドイツでは医薬品として認可されています。
期待される作用、効果
・肝機能改善
・慢性肝炎、肝硬変の改善
・肝細胞再生促進作用
・抗酸化作用
・慢性肝炎、肝硬変の改善
・肝細胞再生促進作用
・抗酸化作用
注意事項
基礎実験にて肝薬物代謝酵素CYP2C9や3A4の阻害作用が報告されています。CYP2C9阻害作用について臨床試験での結果はないが、念のため注意してください。CYP3A4阻害作用についての臨床試験(健常者)においてCYP3A4の基質であるインジナビルの血中濃度に影響を与えなかったとの報告があります。
摂取方法
種子換算で1日当たり12~15g、シリマリンとしては1日当たり200~400mgが好ましいといわれています。
参考文献
・医療従事者の為の【完全版】機能性食品ガイド
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)