イソフラボン(大豆)
大豆は弥生時代に日本に渡来後、きな粉、もやし、煮豆、枝豆、みそ、しょうゆ、納豆、豆腐、豆乳、湯葉など多彩な食品に加工されています。古事記や日本書紀にその栽培の記載があります。ヨーロッパへは1712年オランダの博物学者ケンベルによって紹介され、アメリカへは、1854年にペリーが日本から大豆の種子を持ち帰ったのが始まりで、農商務省による試作研究は1896年にスタートしています。
大豆イソフラボン自体の作用強度は弱いが、更年期のようなエストロゲン不足状態ではイソフラボンが補助的に働いて、更年期障害の緩和、乳がんの発症リスクが高まるエストロゲン過剰状態の場合にはエストロゲンの生成を阻害したりするといわれています。イソフラボンがホルモンのレベルに応じて変化するため、副作用のない手軽な更年期対処法として期待がされています。
血糖値の改善としてはギムネマ(ギムネマ酸)やバナバ(コロソリン酸)などの成分と一緒に服用することで、相乗効果を示すと考えられています。ギムネマは小腸上皮細胞の糖輸送担体を阻害して血糖値上昇を抑制して働き、バナバは細胞膜状の糖輸送担体のブドウ糖の取り込みを促進してインスリン様作用を示すと言われています。
期待される作用、効果
・更年期障害の緩和。
・骨粗鬆症予防
・心筋梗塞など循環器系疾患の予防
・抗肥満作用、血中脂質改善作用
・骨粗鬆症予防
・心筋梗塞など循環器系疾患の予防
・抗肥満作用、血中脂質改善作用
注意事項
アジアでの食経験も長く、摂取量は日常的に大豆製品から摂取する量に相当するものですので、安全性が高い成分です。ただし、閉経前の女性には月経延長あるいは遅延が見られる場合があり、大量摂取の場合にはホルモンに影響する可能性があるので、妊娠、授乳中、子供の摂取は避けてください。(一般的な摂取量:40~50mg程度であれば、ほとんど影響はありません。)
摂取方法
更年期障害の緩和作用としてはアグリコンとして1日あたり12mg、骨粗鬆症予防作用としては配糖体として1日あたり40mgが好ましいといわれています。
【特定保健用食品】
大豆イソフラボンは「骨の健康が気になる方に」の表示許可をもつ特定保健用食品素材です。
大豆イソフラボンは「骨の健康が気になる方に」の表示許可をもつ特定保健用食品素材です。
参考文献
・医療従事者の為の【完全版】機能性食品ガイド
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)