イチョウ葉
およそ二億年前から存在しているといわれ、漢方薬として中国では5千年前に気管支炎の治療薬として用いられてきました。日本でも、解毒、抗炎症、産前産後、長寿などの生薬として利用されていました。イチョウは中国名での鴨脚の読みから由来しています。別名は銀杏(ぎんなん、ぎんちょう)と呼ばれています。ヨーロッパでは主に医薬品として用いられ、ドイツの医薬品基準としてはフラボノイド24%、テルペンラクトン6%のエキスが使用されています。
イチョウ葉は血流を改善する事によって、脳内に血液を多く供給し、神経細胞の壊死や脳梗塞などの予防や改善をします。血液拡張、血小板凝集抑制、抗酸化作用による相乗効果が血流改善に貢献しているといわれています。抗酸化はフラボノイドが活性酸素によって赤血球や神経細胞の傷害を阻害するといわれています。また、ドイツでは痴ほう症などの治療方法の1つとして挙げられています。
日本では医薬品としてはなく、主にサプリメント(健康食品)として存在します。これは日本の医薬品基準において均一の成分(均一の品質)を保持することで医薬品として認められている為、イチョウ葉自体はもともと自然のものであるため、100%の品質を保つことが難しいためということが多い。イチョウ葉の他にもセントジョンズワート、バレリアンなどが同様に日本ではサプリメントとして販売されています。
期待される作用、効果
・痴ほう症(アルツハイマー型、脳血管性)の改善。
・加齢による記憶障害の改善。
・健常成人における認識力(記憶力)の改善。
・抗酸化作用。
・加齢による記憶障害の改善。
・健常成人における認識力(記憶力)の改善。
・抗酸化作用。
注意事項
イチョウ葉のサプリメント(健康食品)は多数存在しているが、きちんと精製されていないエキスには毒性のあるギンコール酸が含まれており、重篤なアレルギーなどの原因になる可能性があるため、日本ではギンコール酸の濃度を5ppm以下としなければならないという規格基準(日本健康・栄養食品協会制定)が設けられています。また、妊娠又は授乳中、成熟期前の小児(15歳未満)の場合については摂取はなるべく避けた方が良いと思います。
摂取方法
イチョウ葉は日本ではサプリメント(健康食品)がほとんどですが、ヨーロッパでは医薬品として用いられています。その為、摂取量の目安としては1日120mg~240mg程度で摂取し、最高でも600mgを超えない量を摂取しましょう。また、妊娠又は授乳中、成熟期前の小児(15歳未満)の場合は摂取はなるべく避けた方が良いと思います。
参考文献
・医療従事者の為の【完全版】機能性食品ガイド
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)