ドコサヘキサエン酸(DHA)
エスキモー人(イヌイット)では、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病が大幅に少なく、心筋梗塞などによる死亡率の少ないことからその食生活が注目され、EPA、DHAの研究が開始された。1990年、高純度EPAエチルエステル(純度90%)が高脂血症などを適応症とした医薬品とされました。
同年、マグロ、カツオの眼窩脂肪に高濃度のDHAが発見され、以後工業化の道が開けました。血管壁を構成する細胞や、赤血球などの細胞膜を柔軟にし、血流を改善するといわれています。
抗うつ・脳機能については脳内で特に記憶・学習機能に関わる海馬にDHAが集中していることからDHAが密接にかかわっているいると考えられる。ω-3系脂肪酸の中でも神経系に対する薬理作用はDHAに特徴的であり、それは血液脳関門あるいは血液網膜関門を通過できることに由来すると考えられています。
期待される作用、効果
・老人性痴呆症の改善、神経系の発達、脳機能の向上、抗鬱作用
・抗アレルギー作用
・網膜反射能、視覚機能の向上
・血液流動性の改善、循環器系疾患に対する抑制作用
・抗アレルギー作用
・網膜反射能、視覚機能の向上
・血液流動性の改善、循環器系疾患に対する抑制作用
注意事項
魚食としての摂取の歴史は長く、適量の場合は安全性に問題はない。1日当たり3gの高用量では、止血しにくくなるという報告がありますので、注意が必要です。
摂取方法
疾病予防または改善目的として1日当たりDHAとして400~4000mgが好ましいといわれています。
参考文献
・医療従事者の為の【完全版】機能性食品ガイド
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)
著者:吉川敏一(京都府立医科大学内科学教室教授)
著者:辻 智子(株式会社ファンケル 中央研究所所長)