アミノ酸
アミノ酸は主に必須アミノ酸と非必須アミノ酸とに分かれます。体の約15~20%程度のタンパク質は20種類のアミノ酸から構成されています。体内で合成ができないアミノ酸が9種類あり、必須アミノ酸と呼ばれています。また、非必須アミノ酸は体内で合成することができます。
タンパク質を摂取するとアミノ酸に分解され、体内にアミノ酸の蓄えとして維持され、必要に応じて変換されます。アミノ酸の特徴から、自分の目的に合った組み合わせでタイミングよく利用することで、最大の効果を得ることができます。
それぞれのアミノ酸が異なった働きを持ち、バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸は、特に分岐鎖アミノ酸(BCAA)と呼ばれ、筋肉繊維を構成するタンパク質の主成分で、筋肉量の維持や筋肉の増強に効果を発揮し、ダイエット目的にも利用されています。
グルタミンは消化性潰瘍の治療薬として利用され、消化管の粘膜への作用を持ちます。フェニルアラニンは神経伝達物質の前駆体、チロシンやトリプトファンはセロトニンやエピネフリンの前駆体として重要なアミノ酸です。また、アルギニンは免疫力を高める働きを持ち、アラニンとグルタミンを同時摂取することで肝臓でのアルコール代謝促進や管障害の予防効果があるといわれています。
期待される作用、効果
・BCAA:筋肉増強、タンパク質同化。
・アラニン:アルコール分解促進、肝臓保護。
・グルタミン:消化管粘膜生成促進。
・アルギニン:免疫賦活作用、肝臓保護。
・アラニン:アルコール分解促進、肝臓保護。
・グルタミン:消化管粘膜生成促進。
・アルギニン:免疫賦活作用、肝臓保護。
【アミノ酸のまとめ】
・バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン
筋肉内で直接エネルギー源となり、グリコーゲンの保存に努める。
・リジン、プロリン、アラニン、アルギンン
運動による筋肉損傷の修復と故障の軽減に努める。
・アルギニン、グルタミン
乳酸発生を抑制し、持久力等の向上に努める。
・プロリン、アルギニン、システイン(シスチン)
成長ホルモンの合成と傷などの自己免疫力による治療に努める。
・チロシン、トリプトファン
アンモニア発生を抑制し、疲労軽減に努める。
・バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン
筋肉内で直接エネルギー源となり、グリコーゲンの保存に努める。
・リジン、プロリン、アラニン、アルギンン
運動による筋肉損傷の修復と故障の軽減に努める。
・アルギニン、グルタミン
乳酸発生を抑制し、持久力等の向上に努める。
・プロリン、アルギニン、システイン(シスチン)
成長ホルモンの合成と傷などの自己免疫力による治療に努める。
・チロシン、トリプトファン
アンモニア発生を抑制し、疲労軽減に努める。
注意事項
自分の目的にあったアミノ酸が十分に含まれているかを確認し、摂取するように心がけましょう。アミノ酸入り清涼飲料水の場合、目的とする種類や量が十分でない場合があります。
摂取方法
アミノ酸は主にスポーツサプリメントとして、1日当たり2~6g程度が一般的と言われています。スポーツやダイエットの際にBCAA(必須アミノ酸)を摂取する場合には運動直前又は直後に摂取することが一般的です。
参考文献
・サプリメント辞典 著者:蒲原聖可(東京医科大学客員教授・医学博士)